「せっかくコンセプトのある住宅を綺麗な写真で掲載しているのに、写真にコメントがないってもったいない」 そう感じるホームページの施工事例をよく見かけます。
写真だけのほうが伝わるという場合を除いて、コメントを書く場合の書き方を考えてみました。
まず、掲載しようとする写真を見ながら、連想される単語をできるだけ多く書き出してください。
例えば上の写真をみながら、コメントを書いていくとします。
上の写真から連想される単語をできるだけ多く書きます。
「和室、畳、障子、日本、落ち着く、豪華、お客様、おもてなし、職人技、品格、格式」
こんな感じで単語を書き出します。
そして、下記の順番に文章を構成します。
- 主語
- 情景
- 結び
まず、主語を決めます。
「和室」を主語として文章を構成するとして、
結びを「おもてなし」という文脈で結ぶ。
主語と結びまでの情景を書く。
この流れで文章化すると、施工事例の写真1枚1枚に、文脈のあるコメントを添えることができるようになります。
本格的な和室はその家の品格を感じさせます。
情景文
お客様をおもてなしする和室を豪華に造り上げました。
このように主語の部分と結びを考えたら、
主語部分と結び部分の間の情景文を書けば施工事例写真の立派なコメントが完成します。
情景には、上記で考えた連想できる単語を使って、文脈を造り上げます。
畳や障子のお部屋がないお住まいも多い中、格式高き和室をつくりあげる職人技が私たちの家づくりの特徴でもあります。
上記のような情景文を連想した単語から書くことができます。
つなげると、
本格的な和室はその家の品格を感じさせます。
畳や障子のお部屋がないお住まいも多い中、格式高き和室をつくりあげる職人技が私たちの家づくりの特徴でもあります。
お客様をおもてなしする和室を豪華に造り上げました。
1枚の施工事例写真のコメントをこのように書くことができるのです。
頭で文章を構成しようとすると文脈がバラバラになってしまったり、結局何が言いたいのかまとまりのない文章になってしまったりします。
ですから、写真から連想する単語を沢山書き出して、その後に、主語と結びの文を考え、余った単語で情景文を完成させると、写真を引き立てるコメントを書くことができます。
お試しください。